井戸掘り31日目~33日目

井戸ポンプ

31日目~出たー!

ついに水が出たー!
長かったなぁ。
6月に完成させるはずが、8月下旬までかかってしまった。
とりあえずは今日の作業から。

昨日設置したポンプ設置台にポンプを仮固定。
そして水を吸い込むパイプを新たに接続。

木の枠の一つ内側に見えるのは、井戸枠。
75ミリの塩ビパイプ。
その内側にあるのが、ポンプに直結している、水を吸い上げるための40ミリの塩ビパイプ。
このパイプを、ポンプに接続しました。

その後、ポンプを台に本固定。

この写真、問題ないように見えて、ボルトの左側が狭すぎて、工具で締め付けができない。
なので、余計なこの部分を、ノコとノミで切断したりと、細かい作業が続きます。

そして固定完了。

さて動作確認。
40ミリのパイプは水で満たしておかなければならない。
しかし一番最初は、ただパイプを接続しただけだから、
上部は水が入っていなくて空気で満たされている。
そのため、一番最初だけは、上から水を入れる必要がある。
これを「呼び水」と呼ぶようだ。

呼び水を入れてポンプを上下すると、シューッ、ゴボッという、
水でパイプが満たされている感じがするような、いい音が聞こえる。
そして3度目の呼び水を入れて、ポンプを上下させる。
バチャッと水が出てくる。
呼び水が漏れちゃったかと思い、なんとなくレバーを上下させてみる。
バチャッ。バチャッ。

おー!
これ呼び水じゃなくて水じゃん。
あっけなく出ちゃった。
その後も上下させると、次々に水が出てくる。

楽しくなって、ひたすら水を出し続ける。


下のピンクのバケツ、これには20リットルぐらいの水が入る。
10杯以上はくみ上げた。
水量も今のところまずは大丈夫だ。
フィールドに住むようになってもちゃんと毎日風呂に入りたい。
そのための200リットルは確保できそうな予感。

あとは水質だな。
やっぱりまだ金属くさいし、色は泥水の色だ。
1~2か月使っていると変化が生じることもあるようだが、どうなるかな。

だけどとにかく、本当によかった。
研究所のオフグリッド生活実験。
まずは住むところとライフラインを確保しよう、
というところからスタートし、これらの基礎がようやく完成した。
とりあえずの住むところとしては、4月にモバイルハウスを自作した。

ライフラインは5つ。
1.電気
2.ガス
3.通信
4.下水道
5.上水道

1.は太陽光発電で、去年から、というより3年前に買ったものを設置した。
2.については、ガスの代わりに薪を燃やせばよい。
去年、土地と同時に薪調理器を入手できたので、それも去年のうちにクリア。
3.については、今のところ自給は考えていない。
何でもかんでも自作・自給にこだわるわけではなく、
システムを利用したほうがよいところは素直に利用する。
それはすなわち、自分にとっては必要不可欠なシステムということになる。

4.の下水道。
これは、台所の排水、お風呂の排水、トイレの排水とわけて考えてみる。
タイでは、台所の排水、お風呂(シャワー)の排水は流しっぱなしだった。
それは地面にしみこんだり、畑に流れて行ったりする。
畑に流れたものは、そこで育っている作物に吸収されて、
またそれを食べることになるという循環ができている。
この小さな循環を見たとき、洗剤などを使わなければ、
台所とお風呂の下水設備は不要との結論に達した。

残りのトイレの排水だが、これも自然が分解してくれるものなので、排水設備は必要ない。
ただ、大の大人がその辺でするわけにもいかないので、モバイルエコトイレを5月に作った。
これにより、普通の感覚でトイレをすることができるようになり、
排泄物は掘った穴の中に落ちるので自然が勝手に分解してくれるというシステム(?)ができた。

そして5.の上水道。
もちろんその代わりとなるのが今回の井戸である。
井戸を掘ってみて改めて思うのは、現代の水道システムのありがたさ。
カルキくさいとか塩素消毒はよくないとか、今までは思っていた。
でも井戸を掘ってみて出てきた水は、茶色く濁った金属くさい水。
とても飲む気にはなれない。
今後、ろ過などを考えてはいきたいが、
なんだかんだで飲める水が何も考えずに使える現代の水道システムは偉大だ。

とりあえずの井戸が完成したので、かかった金額を確認しておこう。
・手押しポンプ:8965円
・井戸枠パイプ類:7992円
・底を柔らかくするための突っつき棒:4968円
・水を吸い上げるためのパイプ類:3187円
・井戸周囲の床板:1166円
・その他井戸掘り器、ボルトなど:10796円

合計37074円

そういえば、井戸の設置台は、
モバイルハウスを作った時に出てきた廃材だけでつくることができたな。
廃材バンザイ。

今までの大まかな金額を見てみると、
・薪調理器:5000円
・物置:1万円
・モバイルハウス:5万円
・モバイルエコトイレ:2万円
・井戸:4万円

太陽光は3年前に完成していたからよく覚えていないけど、10万円ぐらいかなぁ。
合計すると、22.5万円か。

今後の方向性については、また次回かな。
とりあえず、区切りがつきました。
よかったよかった。

32日目~ポンプ部品追加

今日の井戸。
今日も嬉しくて、トモエ幼稚園に子どもたちを送りに行く前に、
子供たちと一緒に水を出しに行きました。
一日たっても出なくなるようなことはなく、快調です。

ただ、こんな感じで土なのか錆なのか、新品が一瞬にして汚れてきました。
で、このポンプの左部分。
よく見ると中途半端な感じ、しませんか。
実は、この左にもう一つ部品がつくのです。

こんな感じの部品。
普通に出すと下から出てくるんだけど、上に向かって出すこともできる。
(写真では見えにくいけど)
その上にさらに配管をつなげれば、遠くまで水を送ることも可能だし、
説明書によると4mまでなら上に上げることもできるとのこと。
できるらしいけど今のところは普通に下に出すだけで。

これでとりあえずは本当に全部品がそろって完成。

水は昨日より少しだけきれいになってきた気が。

まだ黄色っぽくて泥まじりなんだけど、
今までの不快な生臭いような金属臭が今日はわりと弱くなってきた。
嬉しくなって、無駄に顔を洗ってみました。
うん、顔も洗える、おれなら。
おれが洗えるのは、自分で掘ってそれを使う喜びがあるからだろう。

普通の人は洗いたくないと思います。
水質的にはそれぐらいのものじゃないかな。
明日もたくさん出してみよう、水質改善を期待して。

33日目~今日の井戸水

今日も水質改善を目指してせっせと水を出します。
まずは子どもたちを幼稚園に送る前に。
昨日よりも心なしか少しだけきれいな気がする。
たくさん出してみると、においも少し薄くなってきている気がする。
ということで今日も無駄に洗顔。

そしてちょっとなめてみる。
おいしくはない。
でも飲めなくもない。
あとはお腹がいたくならなければ、とりあえずオッケーかな。
ペットボトルに水を入れてみた。

左は昨日から汲んであった水。
底に泥が沈殿している。
右はこの時に汲んですぐの水。
泥が沈殿しないで全体に舞っているせいか、左よりは黄色っぽい。

そして午後4時ころ。
再び井戸水を出しに。
すると今度は泥っぽい水。
金属くささもちょっと強くなっている。
ショック。
でもひたすら水を出し続ける。
するとまた水が白っぽくなってきた。
においも少なくなってきた。

そしてゴクリ。
うむ、悪くない。

法則がちょっとずつわかってきた。
数時間たってから最初にくみ上げた水は、泥っぽくて金属くさい。
だけどそこから数分くみ上げていると、段々と色もにおいも改善されてきて、
自分としては一口は飲めるぐらいのレベルになる。

もしも、数分出し続ければ飲めるレベルになるのであれば、それなりに使える水になるかも。
最初の水は、雑用水として使う。
数分出してからは飲料水として使う。
こんな使い方ができるなら、けっこういいんだけど。
なんせ水代はただ、水量も(今のところは)問題ないのだから。

ということで、今後も水質を見ていきます。

(この記事は、2016年8月22日23日24日の記事を再編したものです)

井戸掘り25日目~30日目

2018.05.30

生きていくのに絶対に不可欠な水を自ら得ようとしてみる。
とっても非効率なことですが、これによって「生きていく自信」のようなものが得られます。
そんな感覚なんかも、メルマガ講座の中で語っています。
興味のある方は下のフォームから「遊暮働学で自立的暮らし無料メルマガ」
を登録してみてください。


「遊暮働学で自立的暮らし」無料メルマガ
お名前(ニックネーム可) (姓)  (名)
メールアドレス 必須

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です