パーマカルチャーとお金

山から木を切りだす

以前、英語でパーマカルチャーに関するインタビューを受けましたので、
その時のお話を紹介します。
(英語でしゃべったものを、日本語訳してます)

本記事は、インタビュー記事その6です。
その1、その2、その3、その4、その5はこちら

その1

パーマカルチャーを始めたきっかけ

2018.04.23

その2

パーマカルチャーを始めて暮らしがどのように変わったか

2018.04.24

その3

日常生活の中でパーマカルチャーをするにはどうするか

2018.04.25

その4
 

オフグリッド生活実験フィールドとは?

2018.04.26

その5

パーマカルチャーと自然

2018.04.28

 

パーマカルチャーの原則の一つ、“obtain a yield”を、どのように解釈していますか。

ぼくの経験を話すと、タイでは木から家を作りました。
山へ行って木を切って、とても重い木を運び、家を建てました。
これは初めての経験でした。
資材を買わずに自然から取ってきて自分で作るという。
で、なんとかできました。自然のもので生きられたという感覚です。
かなりの重労働でしたけど、多くの技術を学ぶことができました。

だから”Obtain a yield”は、作物を得ることだけでなく、資材を得ることも意味するのではないかと思います。
とても重要な原則です。
自然の中で生きることは、おもしろい挑戦です。
だけど普通は、不可能だと思う人も多いと思います。
普通はお金を出して買いますからね。
でも、こういう風に自然の中で暮らしたい人は、増えているのではないかと思います。

自給自足をしていますか?それを目指していますか?

したいけど、難しいです。
ぼくにとって、それができればベストですが、たとえば家について。
山から木を運んでこれれば一番いいですが、それはハードルが高いです。
だから次の選択肢として、知り合いから木を買うことを考えます。
そういう知り合いがいなければ、普通のホームセンターで資材を調達します。
なるべく、お金が知り合いに回るほうがいいと思ってますので。

食べ物の自給はどうですか?ここ(フィールド)で食べ物を育てたいですか?

育てたいですが、ここでは多分、うちで食べる量の1%も取れないんじゃないかな。
夢は、大きな山をもって、そこで食べ物もたくさん育てることです。
じゃがいもとかなら、ここでは少しだけ作れますが。
でも1週間も食べられないぐらいの量だと思います。

物々交換もできたらいいですね。
でも、ぼくは今は、食べ物を作ることよりも、家やお風呂を作ることの方が興味がありますね。
だからパーマカルチャー研究所では、ぼくはモノづくりがメインで、
妻が食料部門、つまり野菜やハーブを育てたり料理したりを担当しています。

どうしても外から買わなければならないものはありますか?

飛行機のチケットですねw
飛行機のチケットは、買う以外にとる方法が思いつきませんから。
タイへは毎年行きたいので。
飛行機を使うことは環境に良くないと言う人もいます。
飛行機は大量のエネルギーを消費するからと。

ぼくはなるべく少ないエネルギーで暮らしたいから、飛行機を使うことはそれに反する。
だけど、問題ありませんw
何でも完ぺきにやろうとすると、疲れちゃいますから。
柔軟さが、ぼくにとってはとても大事です。
完璧は、とてもとても疲れるし、ストレスがたまるし、おもしろみがなくなってしまってギスギスします。
飛行機は、環境にはあまりよくはないことを、意識だけはしておく、ということが大事だと思います。

何かを失うことを、恐れたりしますか?

ええ、やっぱりお金を失うことが、怖くなくはないですね。

それを失うことは、ストレスを感じますか?

以前よりはましになってきました。
10年前は、お金がないと生きていけないと思っていました。
でも今は、その思いは弱くなってきました。
もしお金が無くなっても、フキを食べればいい。
家賃が払えなくなったら、家を作ればいい。
お金に対する不安は、こんな感じで小さくなってきています。

でもまだ不安が完全になくなったわけではありません。
シティライフはやっぱりお金が必要ですから。
だからこの不安を感じる考えを変えていきたい。
お金以外の手段でも生きられる方法を模索しています。
同じような考えを持つ仲間を探して、お金なしであっても助け合っていくとか。

例えば、友達に食べ物をおすそわけして、薪をわけてもらったり。
ゆっくりでいいです。
そういう仲間を少しずつ作っていきたい。
もし孤独だと、お金しか助けにならないですもんね。
お金だけでも生きられるけど、その場合100%お金に依存した生き方になります。
それはちょっと心配ですよね。
例えば70%はお金、残り30%は友達を頼るような生き方だったら、少し楽になります。
この、人を頼る割合を増やしたいですね。
お金を0%にするのはとても難しいですけど、割合を変えていくことは、柔軟にできると思います。

もしお金が無くなったらどうしますか?

どこかに勤めるでしょうね。
でも無くなるまでは、仲間を作っていきたい。
できればもう、勤めたくはないですw
ぼくの考えでは、ここに住めれば家賃を払わなくていいし、光熱費もかからない。
そしてこのライフスタイルはとても珍しいから、やり方を教わりたい人も出てくると思います。
だからそういう人たちに、こういうライフスタイルを伝えていくことで、収入を得られればいいですね。
理想的には、こういうライフスタイルを送ること自体が収入になるという。

(つづく)

パーマカルチャーと自然

2018.04.28

今回は、お金に関するお話でした。
お金に関して、どのように考えていけば不安が少なくなっていくのか。
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